『センスウェア』

届いた

今朝、郵便物が届いた。

中身は無印良品の総合カタログだった。

そこには美しい言葉が…

↓巻頭ページその一部

「豊かさとは、たくさんのものに囲まれてくらすことではなく、
感覚が素直に生き生きと働いているということかもしれません。

素材の豊かさもまた、素材そのものの品質に由来するだけではないのです。
それを使う人の感覚を、いかに心地よく目覚めさせてくれるかが肝心。

使い込んだふきんの手触りや、干したてのシーツ、そして木のベッドが好ましいのは、
それらに触れることで感覚が生き生きとしてくるからです。」

気づいた

すぐに「原 研哉さんの言葉」だと気づきました。

思い出した

以前、グラフィックデザイナーである原研哉さんのレクチャーを受けたときに

「センスウェア(enseware)」の話をされていたのを思い出しました。

しっくりくる

センスウェアに関してはいろいろな捉え方があるようですが、

僕は原さんのおっしゃる、

「センスウェア = 人間の感性を刺激し、やる気を起こさせるもの」

という捉え方がしっくりきます。

ワクワクする

「真っ白で張りのある紙を前にした時、

人はそこから何かを生み出したり、そこに何かを記録したくなったりする。

そのような機能として閉じていないモノ、人間の感覚を覚醒させ、

新たな行動を引き起こすようなモノ。」

こんな言葉に僕はとてもワクワクします。

素敵

身の回りがそんなもの=センスウェアで囲まれていたら

いつでもウキウキでご機嫌。なんて素敵なんでしょう!

そう思う

建築家の高松伸さんがテレビで、

メテオミュージアムの映像とともに河原の石を拾いあげて、

「僕の建築の形かな。」と言っていたのもまさにそうで、

河原の石から感性を刺激されたのだと思います。

手がかりを探す

デザインに関わる仕事をされている方は

自ずと「デザインの手がかり」となるものを

探しながらプロジェクトを進めていると思います。

センスウェアを探す

手がかりを探すと言うのは、

その事柄に必要な「センスウェアを探す」とも

言えるように思うのです。

「デザインの手がかり」=「センスウェアを探す」

つねに

ただ、つねに感性を研ぎ澄ませていないと

「触れた時に気づかない…」

ということもありそうですね。

今日の気づき

台風が怖い…

投稿者プロフィール

アッキー
アッキー
さいたま市出身で小平市在住

一級建築士

建築・商環境デザイナー

新しい価値観に出会える場所に
行くのが好き

サッカープレー品質向上の為に
ランニングを習慣化

フルマラソン自己ベストタイム
3時間8分

詳しいプロフィールはこちらへ


「スタジオ+ハウス」こちらへ
2+