「スタジオ (仕事場) +ハウス (住居)」
シンプルな行動・住まい方のできる
「スタジオ (仕事場) +ハウス (住居)」はどんなものか?
築30年
場所は駅から徒歩2分、
目抜き通り沿いで築30年6階建てのマンションの2階。
中廊下を挟んで向かい合った2室 (48㎡+37㎡=85㎡)を
購入して「フルリノベーション」したプランです。
学習塾だった
元々学習塾等で使用されていた事務所空間を
「スタジオ+ハウス」にコンバージョン(用途変更)しました。
外的要素と内的要素の整理
先ずは
快適性を考えるうえで
- その住宅環境の置かれているロケーション
- 配置
- 東西南北からくる日当たり
景観や騒音など外的要素
- 家族構成
- 趣味趣向
- 生活スタイル
などの内的要素の整理を行います。
視察
「シンプルな行動・住まい方のできる」空間を実現するために、
どのような新しいライフスタイルを構築するか
住人となる夫婦2人で価値観やライフスタイルを揃える為に
そして必要となる設備機器の選定も含め
半年以上にわたり参考になるいろいろな場所を視察に行きました。
シミュレート → スタディー → 検証 を繰り返すことで
おおよそ見えてくるものがあります。
答え
設備機器を決定すると共に
その検証からみちびき出した答えが…
そこでは…
「特別に意識すること無く仕事・家事・休息といった行動がとれないか?」
という事でした。
理想のゾーンニング
住まうために必要な「もの-道具」
それは・家具・家電・空調整備・水廻り設備のことで
この道具のサイズを確認することは大事です。
狭いスペースを有効に使うためにここでは曖昧な空間を作らず、
それら「もの-道具」を使っておこる現象「こと-行動」
に必要スペースを確保していくのです。
それを確認してくといくつかの「場所」が出来ていきます。
その「場所」と「場所」がスムーズに繋がって行くと
「理想のゾーンニング」が出来上がります。
ロジカルシンキングとエモーショナルフィーリング
情緒的な感覚(エモーショナルフィーリング)の気持ちよさを手に入れるために
機能的(ロジカルシンキング)な思考から空間を構築していったのです。
隠れている
「快適だと思う感覚」は意外とこういったロジカルな思考と
積み重ねの作業の中に…隠れているように思うのです。
さて完成した空間は!?……
↓
投稿者プロフィール
-
さいたま市出身で小平市在住
一級建築士
建築・商環境デザイナー
新しい価値観に出会える場所に
行くのが好き
サッカープレー品質向上の為に
ランニングを習慣化
フルマラソン自己ベストタイム
3時間8分
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